虚力という力強さ

なんだか最近良く耳にする「○○力」っていうワード。

よく、耳にしますよね。

「コミュニケーション力」
「女子力」

なんて、ことば。

でも、そんな力って、そもそもが、他人任せの主観的な尺度なんだよね。

他人がいてはじめて成立する力って危ういなって感じる。

他人が主観的に、そういう力がある/ない、なんて決めるしかない力って、かなり危うい。


大人しくても、巧くやれる人もいるし、喋れば良いものでもない。


ファッション研究して、鍛え上げても、自分だけでは、力の確信が持てなかったりして、頼るには危ういんだよね。

資本主義の社会では、必然的に、そういった観念に左右されちゃうけど、力って匙加減だよね。

結局、自他ともに認める自力っていうのは、仕事や自活に相応しいだけの「スキル」のほうが大事なんだと感じるよ。

スキルをスルーするくせに、他人がいないと成立しないような、不確かな力の顕示だけでは、争いしか生まないし、疲れるよね。

コミュニケーション力や女子力は、副次的なもんであって、過信は禁物だし、不必要な見栄の張り合いはやめなさいよね。